上司からの本格的なパワハラが始まる

パワーハラスメント 会社が買収された

年が明けた。

本業では取引先とのシステム変更が4月の上旬までタイトなスケジュールで詰まっていた。

俺としては手を抜きながら資格勉強をしつつ、求人を眺めようなんて考えていた。

しかし、その目論見は見事に崩れ去った。

俺への上司からの直接的な攻撃が始まったのだ。奴は俺の仕事のやり方に疑義を示し、仕事を雑に止めようとしてきた。

正直言って辞めるつもりの俺は取引先とのシステム変更予定なんて、止めようが遅れようがどうでも良いのだが他の部署(営業)にも関係があり迷惑をかける。止めるならあんたが営業に言って止めてくれと思ったのだが、奴は俺への攻撃が目的なので何も動こうとはしなかった。

営業に相談すると書面でシステム変更の日にちまで決めている取引先ばかりなので、何とかスケジュール通りに進めて欲しいとのこと。

まぁ、そりゃそうだ。

とりあえず俺は上司を納得させるために、システム変更のための結構な量の資料を作成して、システム変更をしても良いか上申することになった。要するに上司の機嫌を取る作戦に変更したわけだ。

これが糞大変だった。

システム変更までの限られた時間で取引先に電話、メールで情報を取る必要があった。また、本番直前で色々と情報を集めだしたので、取引先からすれば、「あんた今更何言ってんの?」って感じの対応も多かった。

とりあえず俺は必死で資料を作成した。これで一旦は勘弁してくれという感じだったのだが、奴はさらに追加であれこれ確認しろと言ってきた。

とりあえずやるしかない。また、取引先に片っ端から連絡して、追加の確認事項の情報も集めた。

俺のメンタルは毎日ザクザクと削られていき、平日は酒に溺れ、休日も布団から出る気になれず、ずっとスマホを眺めていた。ゴミ、体毛、くずなどで部屋はどんどん汚れていき、便器は黒カビにまみれ、排水口も詰まる有様だった。

それでも1月はなんとか乗り切った。

俺は予定を変更して求人案件に片っ端から応募を始めた。

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