パワハラを告発して会社都合で辞めた話

苦しい顔のサラリーマン 会社が買収された

さて、長らく放置していたパワハラ上司のとの件であるが、最終的に上司はコンプラ委員会から厳重注意を受けて、俺は会社都合での退職というところで終わった。

途中の経過も記事にしていこうかと思ったんだけど、業務が忙しく、なおかつ酒浸りだったのもあって書けなかった。

あと、やっぱり嫌なことなので書けなかったというのが一番大きい。

今回の記事ではざっくりになるがパワハラ上司の問題点を会社に認めさせた方法について書く。

パワハラ上司の発言の記録を取れ

これに尽きる。パワハラしてくるような奴は社会的にアウトな発言を必ずする。

俺の場合もそうで罵倒や入社前の経歴や学歴にケチをつけるなどしてきた。パワハラ上司からの徹底的な攻撃が2回あったのだが、俺は1回目の後にコンプラ委員会に報告して、2回目は録音した。

その音声を提出したのが効いたのだと思う。1回目は音声を録音していなかったのが悔やまれるが、その後のヒアリングでも具体的な事実を会社側は聞きたがったのでメモでも良いから取るべきだと思う。

敵を絞れ

今回パワハラ上司との問題に関係する人間は何人かいた。パワハラ上司のその上の上司や、他部署の人間などだ。

だが、俺は話をシンプルにする為と、他の人間を味方につける思いもあり、敵をパワハラ上司に絞った。

そして、自分は熱心に仕事に取り組んでいるが、パワハラ上司が気に食わないだけで冷遇されているというストーリーで立ち回った。

特にコンプラ委員会に熱心にその話を訴え、パワハラ上司の上の上司には媚まで売っておいた。

これはパワハラ上司のイメージを悪くするためにやったことだが、その後どうなるかは俺にはわからないが、評価に何らかの影響を与えただろうとは思う。

あと、コンプラ委員会や会社側の動きが悪いと思うことがあったが、感情的にならないようにはしていた。

会社都合で辞めたことで失業保険の給付日数が増える

以上のことを行った結果、最初に述べたようにパワハラ上司はコンプラ委員会から厳重注意を受けたわけだが、それだけでは十分ではない。

俺は退職を申し出たので「離職票の退社理由は会社都合」というように記載してくれと、パワハラ上司の上の上司にお願いした。

その結果、了承してもらえた。

万一、これが了承されない場合でも、ハロワにパワハラでの退職がわかるような情報を提示されれば、会社都合での退職扱いとなるらしい。

詳しくは各自調べて欲しいが、俺は万一会社都合での退職を認めてくれなかった場合は、上司との面談の音声やコンプラ委員会とのメールを提出しようと思っていた。

会社都合での退職による失業保険給付日数が90日から150日に増え待機期間も7日に

会社都合での退職により失業保険の給付日数は90日間だったのが150日間に伸び(勤続年数による)、待機期間も2か月間は不要となり7日間のみとなる。

これは自己都合による退職との大きな違いであり、パワハラで退職する際には必ず会社都合での退職にした方が良いと思う。

まぁ、すぐに退職せずに休職して疾病手当を年単位で貰いつつ離職という手段もあるとは思うし、そこは個々のケースバイケースかもしれない。

嬉しい誤算だが退職金を貰った

これはみんなに共通するわけではない話。俺が務める会社では俺の勤続年数では退職金は支給されないのだが、会社都合での退職ということになり退職金が満額でることになった。

といっても50万円行かないぐらいだと思うけど、これは嬉しい誤算だった。

失業保険がもらえると言っても正社員としての給料からは劣るわけだし、当面の生活費になるのでありがたかった。

パワハラを耐える理由はない

最後になるが今の時代パワハラを我慢する必要はない。

糞みたいに仕事は高度化、複雑化しているなかで、何でそれに加えて上司からの恣意的な圧力に耐える必要があるのか。

パワハラだと思ったらスマホやICリーダー、メモで記録を取って会社に訴え、ダメなら外部機関に提出してさっさと異動、休職、退職するのが良いと思う。

まともな会社であればパワハラを許さないし、そうでないなら働く価値の無い会社なのでどのみち辞めた方が良い。

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