30代後半から40代まで郵便局でアルバイトをした

僕が郵便局でアルバイトすることになった経緯などを書いてみたい。

30代半ばを超えるとアルバイトですら受からない

僕は37歳か38歳の時にフルタイムのアルバイト何件かに電話で面接を申し込んだが、「作業は体力的にもキツイので30代半ばまでぐらいの人を考えている」と言われ、面接も受けられずに門前払いを受けたことがある。

その癖、その作業の時給は1000円程度だった。体力にキツイ仕事なのに、時給1000円とか終わっているので、受からなくて良かったと思う。

そんな僕が郵便局でのアルバイトを始めたのは2016年の年末だった。

郵便局でのアルバイトで多いのは年賀状に関係する作業で、年末に募集される。これは日本全国どこの町でも募集していると思う。

2016年の僕は就職する前に、アルバイトで肩慣らししたいという、まごうことなき「逃げ」の考えに囚われており、どこかでアルバイトがしたかった。

しかし、30代半ばを超えるとなかなかアルバイトも出来ない。

経緯は忘れてしまったが、多分タウンワークのようなネットのアルバイト情報サイトで、郵便局でのアルバイト募集があるのを知った。

郵便局ならなんとなく年齢制限で撥ねられることもなかろうと思い、応募してみたら、案の定受かった。

作業内容は郵便物の仕訳だった。

郵便局での軽作業アルバイト

年賀状の仕訳もあったのだけど、それは年末の終わりも終わりの作業だったので、時間がある僕は郵便物の仕訳を選んだ。

時間は色々選べたが夕方からの6時間ほどの作業で、週に5回ほどの勤務だった。11月中旬から年末までの予定だったけど、予定外に荷物が多いために、延長の要請があり、結果的に1月中旬ぐらいまで働いたと思う。(このころのことは別ブログに書いていたので、今後、こっちのブログに記事を持ってくる予定。)

短期アルバイトで一緒に働いたメンバーは、同年代が多く、今どきの若者みたいな子は皆無だった。定年を過ぎた人も結構いた。

こんな感じだったので、僕は馴染めたし、休憩もちゃんとあったし、作業も楽だったので、本当にラッキーという感じだった。

ただ時給に関しては最低賃金に毛が生えた程度だったと思う。それでも、久々に労働が出来てことに感謝していた。

やっぱり自宅での完全無職引きこもりは本当に辛いし、この2か月程度のアルバイトで生き返ったことを思い出す。

郵便局で短期アルバイトを繰り返す

この郵便局での軽作業アルバイトをきっかけに、僕は目の前の就職活動から逃げる口実として夏、冬と短期アルバイトを繰り返して、結果的に長期アルバイトになった。

ひょんなことから迷い込んだ郵便局でのアルバイトだが、給料や待遇がとても良いわけではないが、元公務員というか国の組織なので、最低限は補償されている。

例えば最近ではアルバイトの交通費が出ないことが多いけど、郵便局でのアルバイトは金額制限があるが出る。(応募の際は確認してね。)

アルバイトだけで有給休暇はくれるし、取れる。寸志もある。

アルバイトにこういう福利厚生をしてくれるところは、郵便局だけだと思う。(聞いたところによると競馬のJRAのアルバイトも良いらしいけどね。)

家族を持つ、正社員としてバリバリ働くという目線で言えば、給料は良くないとも思うけど、一生非正規で生きていく、どこにも行き場が無いという人は、郵便局でのアルバイトを検討してみて良いと思う。

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