TOKIO山口達也のアル中ではない酒癖の悪さは他人事に思えない

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TOKIOの山口達也が酩酊した挙句、番組共演者の女子高生を深夜に呼び出し、キスをしたことが強制わいせつとして罪に問われた。

結果として全番組降板、ジャニーズ事務所から解雇されることになった。

僕はTOKIOの山口と同じく酒癖が悪いので、今回の事件が他人事には思えなかった。

自分は呼び出す女性など居ないので、そんな罪を犯す心配は無いが、それでも酔って電話を掛けてしまって迷惑を掛けたことは過去に何度かあった。

なので僕はここ数年、それを避けるために携帯電話に誰のアドレスも登録していない。

電話をする際は、家で冷静な時に古い携帯のアドレス帳を見て連絡している。そうでもしないと自分の酒癖の悪さに対処できる自信が無いのだ。

飲み過ぎる人間、酒癖の悪い人間はブレーキがそもそも効かない

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ワイドナショーでは松本人志が、「これ以上飲んだらダメとかラインがわかるでしょ」みたいなことを言っていたが、そんな冷静な判断が出来るならお酒でトラブルは起こさない。

酒癖の悪い人間は、ダメなライン付近に来た時には既にブレーキが壊れていて、ブレーキの掛けようが無いのだ。

気づいた時には酷い二日酔いで目が覚めて、ここはどこなのか?財布や携帯は落としていないのか?昨日はどうして帰ってきたのか?を確認する時になって、飲み過ぎたことを後悔する。

そこでやっと冷静さを取り戻す。

酒を飲み過ぎると自分が制御できないし記憶も本気でない

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酒を飲み過ぎた僕は行動に何の制御も出来ずに、行動してしまう。

恥ずかしい話、暴言や暴れることもあるし、普段行かないような店に行くこともあるし、普段買わないものを買ってたりすることもある。

マシなところでは食べ過ぎだろう。

二日酔いで起きてからカップラーメンや冷凍食品の山を見て、驚くことがある。泥酔した人間が食べる量には思えないぐらいの量を食べているからだ。

そして、ほとんどの場合記憶にない。

財布から減ったお金やレシート、その他残骸を見て昨日の行動を推測するしかない。

「酔って覚えていない」が言い訳の場合もあるが、年を取るにつれ本当に記憶がないことが増えた。

これは長年の飲酒の影響かもしれない。

酒癖が悪くなり、コントロールできなくなったのは20代後半

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僕が本格的に酒癖が悪くなり、時折飲み過ぎて暴れるぐらいになったのは20代後半だったと思う。

その原因はストレスで間違いない。

こうありたい、こうあって欲しいと思う仕事やプライベートと現実はあまりにも乖離していた。

仕事では元請業者にも下請け業者にもサンドバック状態でいびられ、プライベートでは長年付き合った彼女とも別れることになった。

それでいて当時はサラ金にもかなりの額の借金があった。

こういった状況を腹を割って話せる友達との飲み会では、別に僕も悪酔いすることはなかった。

しかし、そうではない人達との飲み会では、酒でタガが外れるのか悪酔いや暴走することが多くあった。

僕もアルコール依存症ではないと思う

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TOKIOのメンバー松岡昌宏が山口はアルコール依存症ではないと言っていたが、僕もアルコール依存症ではないと思うし、そういう診断も出ないと思う。

去年も今年も数週間の間お酒を飲まずにやっていけている時期があるからだ。

ただ、飲むとストレスに火がついて自分を抑えられないというだけ。恐らく精神的な別の問題なのだと思う。

アルコール依存症の人はお酒に愛着というか、お酒を心底求めるようなイメージがあるが、僕の場合はそれはない。

体がボロボロになってまで飲むことは絶対に無いだろうし。

僕の場合はストレスや葛藤が心の中にあって、それがお酒を飲むという行為と組み合わさると問題を起こしてしまう。

酒癖の悪さを治すにはお酒を飲まない生活を送るしかないと思う。

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生きている限り何がしかのストレスは抱えるし、今後今僕が抱えているストレスが綺麗さっぱりなくなることは無いだろう。

それでいて気の合う、腹の割れる友人だけとだけ付き合うのも無理だ。

今後就職が出来れば、そこの会社でも飲み会があるだろう。

それをうまく切り抜けるのは「酒を飲むのを止めるしかない」と思う。

アルコール依存症ではないのだから、アルコール自体は止められる。ただ、アルコールが手軽で、身近だからつい手が伸びてやらかしてしまうのだ。

飲まなければ僕は暴言も吐かないし、暴れもしない。

酒というガソリンとストレスという火花を一緒にするから、燃えてしまうのであって、一緒にしなければ火花で終わると思う。

酒を飲める能力はあっても、酒を飲んだ状態をコントロールする能力が無いから仕方がない。

ただ、全く飲まないというのも本当に難しいとは思う。その点、酒でタクシー運転手に暴行事件を起こしてから全く飲んでいない前園真聖は偉いと思う。

最近のワイドナショーでもこの先も飲まないと言っていたし。

あとがき

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僕は基本的にテレビは見ない。テレビを見ない僕が唯一意図を持ってチャンネルを合わせるのが鉄腕DASHだった。

無職ひきこもり状態であっても、ひたすらモノを作ったり、育てたりを繰り返す彼らの番組は見ていて急かされたり、かきたてられることもなかったので安心して見れた。

それが鉄腕DASHの中心人物だった山口達也がこのような事件を起こしたのはとても残念だ。

アラフォーのオッサンが、アラフィフのオッサンアイドルが処分を受けて、こんな気持ちになるとは思わなかった。

山口達也は復帰するとしてもかなり長い年月の謹慎期間が必要だし、戻ったとしても色々な傷跡は残ったままだろう。

そう思うと同じように酒癖の悪さを抱えている僕はもっと大きい失敗をする前に、酒とちゃんと決別する必要があるのかもしれないと思う。

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