第48回衆議院議員総選挙も自民、公明が余裕勝ちする簡単な理由

アラフォー無職の日々

とうとう第48回衆議院議員総選挙が始まった。

僕は無職引きこもり状態なので昼間のワイドショーはバッチリ見ている。なので、当然選挙関連の番組も毎日見ている。

今回の選挙では小池百合子率いる希望の党がどれだけ議席を得るのか?というのを軸に展開していくのだと思うけど、選挙結果に関してはほぼ決まっていると思っている。

少なくとも与党の自民党、公明党の勝ちは決まったも同然だと思う。

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自民公明の得票数は変わらない

選挙 第45回衆議院議員総選挙 第46回衆議院議員総選挙 第47回衆議院議員総選挙
投票日 2009年8月30日 2012年11月16日 2014年12月14日
小選挙区/比例 小選挙区 比例 小選挙区 比例 小選挙区 比例
自民党 27,301,982 18,810,217 25,643,309 16,624,457 25,461,448 17,658,916
公明党 782,984 8,054,007 885,881 7,116,474 765,390 7,314,236
合計 28,084,966 26,864,224 26,529,190 23,740,931 26,226,838 24,973,152
割合 40% 38% 44% 39% 50% 47%

第45回衆議院議員総選挙で自民、公明は選挙に破れ野党へと陥落しているのだが、実はこの10年間の選挙で一番票を集めている。

そして、その後の第46回で政権復帰し自民、公明が与党に返り咲いたのだが、投票数はほぼ変わらない数字になっている。 つまり、自民、公明両党は毎回2500万票程度は常に取ってくるのだ。

野党(民主(民進党、社民党、共産党)の得票数

選挙 第45回衆議院議員総選挙 第46回衆議院議員総選挙 第47回衆議院議員総選挙
投票日 2009年8月30日 2012年11月16日 2014年12月14日
小選挙区/比例 小選挙区 比例 小選挙区 比例 小選挙区 比例
民主党 33,475,334 29,844,799 13,598,773 9,628,653 11,916,849 9,775,991
社民党 1,376,739 3,006,160 451,762 1,420,790 419,347 1,314,441
共産党 2,978,354 4,943,886 4,700,289 3,689,159 7,040,169 6,062,962
3党合計 37,830,427 37,794,845 18,750,824 14,738,602 19,376,365 17,153,394
割合 54% 54% 31% 24% 37% 32%

民進党が分裂するまで野党4党(民進党、社民党、共産党、自由党)合意で、選挙協力することが話し合われていた。

ここでは自由党を抜いた3党の得票数を見てみると、旧民主が政権を取った第45回は別にしても野党も一定数の票を得ているのがわかる。

というか4党合意のまま自民、公明と戦っていれば、小選挙区制だしそこそこ勝っていたのではないかと思われるし、自民党も4党合意で選挙をしてくるのを恐れていたようだ。

希望の党に風は吹かない

小池百合子引き入る希望の党が今回の選挙の台風の目になることは間違いないが、自民、公明の支持者が希望の党に鞍替えするのはあまり考えにくいと思う。

自民は支持だが安倍さんは嫌いという人もいるだろうけど、だからと言って小池百合子に期待するとも限らない。

民進党とくっついたのも反安倍かつ自民支持者の理解を得られないだろう。

小池さんが知事選、都議選で勝てたのは舛添要一、都議会のドンなどわかりやすい悪役がいたし、公明党のバックアップもあったからで、国政ではわかりやすい悪役もバックアップもないので案外しょぼい結果になるのではないかと思う。

というか小池さんも勝てない、風は吹かないと思ったから出ないんだろうしね。

自民、公明党は野党が分裂している限り安泰

選挙 第45回衆議院議員総選挙 第46回衆議院議員総選挙 第47回衆議院議員総選挙
投票日 2009年8月30日 2012年11月16日 2014年12月14日
小選挙区/比例 小選挙区 比例 小選挙区 比例 小選挙区 比例
自民党 27,301,982 18,810,217 25,643,309 16,624,457 25,461,448 17,658,916
公明党 782,984 8,054,007 885,881 7,116,474 765,390 7,314,236
民主党 33,475,334 29,844,799 13,598,773 9,628,653 11,916,849 9,775,991
社民党 1,376,739 3,006,160 451,762 1,420,790 419,347 1,314,441
共産党 2,978,354 4,943,886 4,700,289 3,689,159 7,040,169 6,062,962
その他 4,666,286 5,711,186 14,346,552 21,700,355 7,336,586 11,207,901
総合計 70,581,679 70,370,255 59,626,566 60,179,888 52,939,789 53,334,447
自民公明 28,084,966 26,864,224 26,529,190 23,740,931 26,226,838 24,973,152
野党3党 37,830,427 37,794,845 18,750,824 14,738,602 19,376,365 17,153,394

自民、公明両党は毎回選挙で絶対2500万票程度取るマンなので、対する野党が分裂していてくれる方が敵が小粒になってありがたい。

前原さんは安倍政治を止めたかったら4党合意で頑張れば良かったのに、その目を潰したので、この先また野党が自民、公明の脅威になる数でまとまるのは無理だろう。

結果、また自民、公明の安定政権が続いていくのだと思う。ちなみに僕は自民、公明の支持者ではありません。

単なる30代無職男性です。 さて、当たるのかなー、はずれるのかなー。

2022年6月追記

改めて振り返ると選挙に行く層にとって自公と野党って言うほど差が無いんだなって感じですな。

5対3か4対3ぐらいの割合で案外拮抗している感じがするので、与党にとって野党と野党支持者って案外怖いのかもしれない。

個人的には野党支持者の頭のおかしいリベラル(笑)には死んで欲しいと思っています。

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