昨日ブログに書いた春名久史さん、昨日紹介した著作でもツイッターでも今されているツアーガイドが天職だと思われるような発言がある。
一週間のツアーを終え、お客さんを空港まで送り届け、帰宅途中の電車の中。出国審査を終えたお客さんから次々とお礼のメールが届く。ガイド冥利につきる瞬間だ。それにひきかえ、この不愛想なコンビニの店員は客からお礼の手紙をもらったことなどないだろう。仕事が楽しくて仕方がない俺は幸せ者だ
— 春名久史 (@harunahisashi) 2016年4月13日
細かいエピソードは省くけど僕の知り合いも「ああーこの仕事は本当に天職で僕にあっている」と言っていたらしい。
天職とはどのように出会うのだろう。
誰もが憧れるなか、その狭い関門を潜ってなる一握りの人間。例えばプロスポーツ選手や芸能人なんかは天に選ばれる確率でしかなることができない。
でも、彼らのドキュメンタリ-を見ても案外、自分の就けた職業を天職だと言っていることは少ないと思う。
彼らは天職に就けたとは思っていないのだろう。もしくは、天職からいつ追い出されるかわからないとも。
30代後半、スキルなし、学歴なしの自分は食える仕事を目指すべき
僕は求職者として学歴もスキルもない。なので正社員として仕事を見つけられれば良かったと思うべきだし、その中で最大限に待遇が良いところを見つけられれば良かったと言うべきだろう。
でも、たまに社会人のインタビュー記事などを見て思うのは、仕事のやりがいである。
僕もやりがいが欲しい。喰っていければありがたいのはわかるけど、やっぱりやりがいが欲しいなと思う。
雲の上というか選ばれし存在の話だけど、エヴァンゲリオンを制作したガイナックスのメンバーの座談会とか攻殻機動隊のDVDのスタッフインタビューみたいなのを見ると羨ましくて仕方がなくなる。
エンタメ業界に憧れがあるというより、何か思いを優先させる仕事をしたいと思う時がある。
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