僕には以前からシンプルな疑問がありました。
派遣社員、契約社員、フリーターの類のワーキングプア、貧乏フリーター、貧乏非正規はなぜ誕生するのだろうか?と。
正社員でワーキングプアになるのは理解できます。募集していた求人条件が嘘だったとか、正社員という身分と引きかけに安い賃金を受け入れるということもあるでしょう。
でも、派遣社員、契約社員、フリーターの類は募集の時点で、時給を明らかにしているケースがほとんど。
- 時給1000円なんてワーキングプアになるのは確実
- 時給1000円でもお金がない状況をしのぐために働くのはわかる
- 正社員になれない40代フリーター、契約社員になることが決まりました
- ワーキングプア(貧乏労働者)になる時なんて、考えている余裕も能力もない
- 40代契約社員ブログが始まるよ~!
時給1000円なんてワーキングプアになるのは確実
時給1000円で募集している派遣社員なら、フルタイムで働くと1ヶ月22日ぐらい勤務するとして、
時給1000円×8時間勤務×22日=172,000円
ここから国民年金や税金、健康保険に住民税なんかをひくと大体14万円弱でしょう。
この金額だと実家に住んでいて、数万程度家に入れれば良いというならわかります。
でも、一人暮らしは難しいでしょう。していたら貯金も出来ない、病院にも行けないワーキングプア待ったなし。
時給1000円で、社会人として生活を成り立たせようなんて考える方がおかしい。
ちなみに時給1150円ぐらいだと、同じ勤務時間で支給額約20万円、手取り16万円になるので、これぐらいだと一人暮らしもギリギリできるかなぁという感じです。
※ワーキングプアの定義は年収200万円なので、時給1000円でも年収換算で2,064,000になりワーキングプアの定義を超えるけど誤差ですな。
時給1000円でもお金がない状況をしのぐために働くのはわかる
時給1000円だと生活を成り立たせることが難しいのはわかってても、当座のお金が必要というのは誰しもあります。
そういう「今お金が必要だから」という理由で、とりあえず時給1000円程度の安い賃金で働くのも理解できます。
でも、それは一時しのぎであって、お金がないという状況の根本的な解決策ではない。
だけど、僕が今働いているアルバイト先では1年2年どころか、5年、10年も働いている人なんてごろごろ居ます。
僕は末端、最下層の短期アルバイトとして、彼らベテランアルバイター?契約社員?に対し「ハイハイ」従いながら働いていましたが、内心では「何でずっとバイト(非正規)なの?」って思ってました。
正社員になれない40代フリーター、契約社員になることが決まりました
話は飛びますが、僕はとうとう今お世話になっているアルバイト先で、契約社員になることが決まりました。
契約社員になることはもう少し先延ばしにすることも考えていたのですが、今の現場でどういうわけか気に入られて、なし崩し的にお願いすることになりました。
これ自体は感謝しています。
決められない、先延ばし癖のある僕ですから、周りが外堀を埋めてくれた形になり、結果決断することができました。
ここ最近書いているように一人暮らしをすることを、正社員就職より前の目標にしているので、契約社員になることは、それに一歩近づいたことになります。
そして、それは新たなワーキングプアが生まれることを意味します。(それ以前の僕は30代、40代短期フリーアルバイターで、ワーキングプアですらなかったですけどね。)
自分がワーキングプアになることになって、ワーキングプアが生まれる原因がわかりました。
ワーキングプア(貧乏労働者)になる時なんて、考えている余裕も能力もない
最初に、「時給が募集時点でわかっている派遣社員、契約社員、フリーターの類のワーキングプア、貧乏フリーター、貧乏非正規はなぜ誕生するのだろうか?」と書きました。
でも、実際に自分がその立場になってみると、仕事や給料について考えている余裕も、仕事を選ぶ能力もないから仕方が無いということがわかりました。
今まで短時間フリーターで、しかも今年は暇だったので、勤務日数も減らされたのもあり、今月のお金のやりくりはギリギリ、来月は大赤字が決定しています。
もう今働かないと駄目なんです。選んでいる余裕なんて無いです。
今回バイト先で契約社員として働く決断を早めたのも、バイト先の仕事が暇になりつつあるから、契約社員になるにしても早くなっておいた方が良いのかもというのがありました。
30代半ば、30代後半から急にアルバイトすら決まらなくなる
今のバイト先に決まる前、このブログを開始する直前までになるのですが、本当にバイトが決まりませんでした。
30代半ば、30代後半になると、バイトに応募しても年齢を伝えると、相手が狼狽して、「ちょっと厳しいかもしれないですね……」なんて断られることもしょっちゅうありました。
なので途中からは30代なのに、バイト募集でシニアが活躍とかシニア歓迎なんて文言を検索キーワードに加えるようになりました。
もう、バイト市場では30代でもシニアも一緒です。
その頃のことを思い出すと、今のバイト先に決まった時には「え?雇ってくれるんですか?」みたいな気持ちになっていました。
考える余裕も選ぶ能力もない僕は、拾ってもらえたとすら感じていました。
40代契約社員ブログが始まるよ~!
2017年の5月にこの就職活動ブログを開設して、やっと次のフェーズ契約社員編が始まります。
ここまで1年と4ヶ月掛かってます。
このブログでは同級生などは登場人物として書いてきましたが、バイト先の人は皆無。
これは僕が隠しているわけではなくて、単純に今の今までコミュニケーションらしいものを取ってこなかったからです。
今後はこのブログにバイト先の面々が出てくるかもしれません。
でも、やっぱりあんまり他者と交流したいという欲求が薄い僕は、相変わらずの独白ブログになるのかなーと思っています。
この契約社員編がどれぐらい続くのかわかりませんが、ベルセルクよりは展開が早いと自負しておりますので、これからもよろしくお願いします。
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