20代フリーターの将来と末路である30代後半フリーター生活はどんなものか?

久々の更新になるが、短期アルバイトも1ヶ月を経過したのでその感想を書いてみようと思う。

物流業界は年齢も資格も不要で雇ってくれる

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以前から書いているが僕がアルバイトしているのは物流業界だ。年末のこの時期は繁忙期というのもあり時給は1200円になる。

都内ならもっと高いのだろうが、地方都市では悪くない金額だ。

ただ、もの凄く忙しいし、荷物は多いしでてんてこ舞いではある。

僕の現場ではバカみたいに重い米や車のタイヤやら建築資材?みたいなものも扱うので、おかげで体が引き締まりつつある。

また、仕事が始まると冬の寒さが心地よい感じすらする。

老いも若きも資格の有無も関係なく、大量に運ばれる荷物に右往左往しながら怒号が飛び交う素晴らしい業界。それが物流業界だと僕は感じている。

ただ、正規、非正規の壁はもの凄くあるけれどね。

弱いもの(現場社員、長期フリーター)がさらに弱いもの(短期アルバイト)を叩くのがバレて人が集まらない

 

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つい最近まで年内短期アルバイトを最終募集をしていたようだが、全然集まらなかったようだ。

というのも怪我の頻発か(打撲なんて日常茶飯事で骨折、指の切断、裂傷など多数)、現場の社員が長期アルバイトを罵倒し、長期アルバイトは短期アルバイトを罵倒するという負の連鎖か知らないが去年の半分ほどしか集まっていないようだ。

確かに夏より人は減った気がする。

キャパシティを越えた荷物を扱い続けたストレスもあろうのだろうが、確かにここの現場は雰囲気は悪い。

以前の日記にも書いたはずだが、社員がずっと朝礼(というか出勤時のミーティング)でアルバイトの作業のこれがダメ、あれがダメと言い続けていた。それもネチネチと。

また、長期アルバイトが短期アルバイトに理不尽な怒り方をするのを自身も体験したし、他の短期アルバイトからも聞いた。

どうも半年経って社内でも何かこれはまずいのでは?というのがあったのか、社員はそういうことを言わなくなったような気がする。

でも、長期アルバイトはあんまり変わっていない。

30代後半フリーターのリアルなバイト事情

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概要はここまでとして、30代後半フリーターのリアルな1シーンをお届けしよう。

立候補制のバイトリーダー

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うちのバイト先ではバイトリーダーなるものがいる。これは恐らくキャリアだけではなく、立候補して簡単な試験などを受けた結果として成れるものだ。

俺はそんなものなるなら正社員でも目指したらどうなの?と思うが、人それぞれ事情はあるし、そこはまぁ良いだろう。多分時給で多少は色がつくんでしょう。

現場の指揮、指導はほとんどがバイトリーダーからなされる。僕みたいな短期アルバイトは社員との接触はほぼゼロでバイトリーダーの指示のもと動く。

バイトリーダーVSベテランフリーター

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バイトリーダーがバイトに作業指示を出すんだけど、バイトリーダーに従わないバイトも多数いる。

俺達みたいな短期フリーターは最下層なので、当然従うがバイトリーダーよりキャリアの長いベテランフリーター達だ。

俺の現場のバイトリーダーは若いのだが、そこに昨日たまたま担当として入った長期フリーター達はいずれもバイトリーダーよりキャリアが長かったようだ。

なので当然のごとく言う事を聞いてくれない。バイトリーダーがイライラしてくる。

バイトリーダー「○○さん、××をやってください。」

ベテランフリーター「ええー。△△だしさー。」

こんな感じでやらない。

最下層の短期フリーターが下に見られて当たられる

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最下層の僕が気を使って年下のバイトリーダーのために動くも、バイトリーダーはイライラが止まらないらしく、俺にもさっさとやれよという感じで接する。

いや、僕相当動いているよね?2~3人前分ぐらいは働いている気がするんだけど。

と思ってもどこの世界でもキャリアがモノを言う。僕は最近入った、そしてすぐに辞めていく短期アルバイター。

僕に気を使う必要なんてどこにもないのだ。

30代フリーター生活の末路と将来

 

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ナニワ金融道で知られる青木雄二の本で職探しについて書いていたことで面白いものがあった。

彼の職探しの際の基準の一つとして、「職場に自分の机があること」を重視したという。自分の机が無いということはそこで自分は認められていない、一段下と扱われているのと同じ。

だからこそ色んな職を転々としながらも、自分の机があるかどうかにこだわったらしい。

今僕は短期のフリーターとして物流現場で働いているが、まぁもの凄く軽く扱われている。一段下どころか一番下だ。

これは上に書いたように短期で契約が終了するからだ。それが嫌なら長期でアルバイト契約すれば良いと思う。

ただ、それでも机は得られない。

非正規雇用でいればずっと机を得ることができない。それがフリーター生活の末路の一つの現実だと思う。

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