カスタマーサポート経験で20代後半職歴なしが正社員になれた話

20代後半2浪2留の僕の就職活動。

僕は大学を2浪2留で卒業して、しかも就職活動をほぼしないままノー内定で卒業した,
そこそこの剛の者である。(まぁ、実はブラック企業に就職した過去があるんだけど、まぁ、それは今後どこかで書く。)

大学を卒業して焦って就職活動を始めたのは、27歳になる年だったと思う。

2006年、20代後半だった。

その年の大卒の就職率は65%。就職氷河期と呼ばれる時期で55%ぐらいらしい。また、リーマンショックの翌年が60%なので、2006年もそれなりに就職が厳しい時期ではあった。

ちなみにここ数年は売りて市場らしく76%77%、78%と8割近くに上げている。これはコロナ渦でもそこまで下がっていないようだ。

話を自分に戻して僕は本気で就職活動をしなくてはならなかった。

とりあえず前年にちょっぴり入ったブラック企業で営業は無理だと痛感したし、それなりに安定した企業に入らないといけないと心に決めていた。

新卒以外はすぐに職務経歴書を要求する企業って鬼畜だよね!

20代後半で今の僕なら20代後半ならまだ未経験でもいろんな業種にチャレンジできると考えるが、当時はそうは考えていなかった。

僕の経歴でも経歴あり、職歴ありと見せかけないといけない。

だって、リクナビネクストの募集にはどこもかしこも履歴書と職務経歴書を出せとあるんだもん。

こちとら未だ正社員としてまともに働いたことがないのに、職務経歴書をどこもかしこも出せとか、鬼過ぎると思っていた。

僕は自分なりに自分の経歴を棚卸した。すると売りになりそうなのは、NECパソコンのサポートセンターで派遣社員として働いたことだと思った。

サポートセンターでのカスタマーサポート経験を売りにした

NECのパソコンのサポートセンターで派遣として1年弱働いたことだと目星をつけた。

そこで僕はそれを膨らませて、僕が顧客の問い合わせをうまく聞き取って、解決へ導いているというストーリーを作った。

お客さんはパソコンの専門家ではないので、問い合わせ自体断片的で、何を言いたいのか意味不明であったりする。

そこをくみ取って、電話越しで操作を案内し、解決する必要がある。

そう、それは立派なスキルである!

という風に思いこんで、それを職務経歴書にどうどうと書いてやった。

そうすると金融系のシステム開発を行う会社に拾ってもらった。

僕は7年後にそこを辞めてしまうのだけど、その当時の同僚は今じゃみんな高給取になっている。

20代後半職歴なしでも、お宝求人に就職することは可能であるということにはなるだろう。

カスタマーサポートの契約社員、派遣の募集は今も多い

カスタマーサポートの仕事はネット社会になってますます必要とされているし、それはコロナ渦でも変わらない。

人と接するのでそれなりにストレスも溜まるが時給が良い。

僕は2005年、2006年ごろに時給1500円とかなり良い時給を貰っていた。今でもドコモ系のサポートセンターはそれぐらいの単価で求人募集しているようだ。

フリーターでも学歴不問ですぐに潜り込めるし、ここで1年も頑張れば、その経歴を片手に就職活動が出来ると思う。

営業と同じく人と接する仕事をちゃんとこなせたというのは、一応の経歴、経験にはなるしウリにもなる。(僕がそうだったし。)

だって、今の世の中、人と接したくないという奴ばかりだし。

かつてフリーターブログでコールセンターのバイトから30代半ばで正社員になった人のブログもあったと思う。

自分が行きたい業種に近いジャンルでバイトしよう

転職エージェントと話をしていて言われるのは、

バイトは経歴にならない。

でも、就職を希望するジャンルに近いなら、経験とみなしてくれる。

ということ。

僕は意図したわけではないけど、なんとなくIT系の仕事で営業ではない職種を希望していたので、パソコンのカスタマーサポートの経験を売りに、IT系企業の事務職に潜り込めた。

自分のやりたいジャンルの仕事でバイトなんて募集していないとうこともあるだろうけど、その場合は、そこで使えそうなスキルを他の職場で身に着けるのが良いかもしれない。

まぁ、これはなかなか言うのは簡単だけど、難しいよね。

自分を振り返ってみると20代前半でカスタマーサポートからIT系企業に就職出来たのはグッドだったが、郵便局でのアルバイトは次に繋がらないし、バカだったなと思う。

(郵便局で正社員希望ならありだけどね)

もう一度カスタマーサポートをやれば良かった。(何でかカスタマーサポートという仕事が全く頭から抜けていたんだよね……。サポセンはオッサン、オバはんでも割と
OKなのに。)

 

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