30代無職引きこもりから脱出して社会復帰するきっかけは斎藤一人さんの本

ちょろっと以前に書いていたのが、精神的に落ち込んでいたのが回復して、そのきっかけはまた書くと書いていた。

月の経緯を一覧で書いているところにはさらっと書いていたんだけど、ここで改めてそのきっかけを書く。

4月の精神状態はどん底だった

4月の中旬にピークを迎えるのだけど、その頃は精神的に本当にどん底だった。

30代後半で無職、かつスキルも経歴もないという現状、止められない酒、社会人としてうまくやっている同級生。

そういったものとここ数年度々訪れる欝期みたいなものが合わさって、本当にきつかった。

いい年こいたおっさんなのに、バイトへ行く電車やバイト中に理由もなく泣きそうになっていたり、心から血が流れているような感覚に陥っていた。

また、腰や背中の痛みにも悩まされていたし、体調も悪かった。

この頃は短期契約のアルバイトを最後まで務められるか不安になった。そんなどうしようも無い時期に手に取ったのが斎藤一人という人の本と音声である。

斎藤一人さんの音声を聞くと心が楽になった

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心身ともに参っていた僕は活字を読む力も意欲もなかった。なのでユーチューブに大量にアップロードされている斎藤一人さんの音声を聞いた。

別に何の話が良かったわけではない。ただ、アルバイトに行くまでの時間に、布団に横になりながらずっと彼の音声を聞いていた。

二日酔いで目覚めた状態で聞いていたので、ちゃんと細かく聞いていたわけでもない。ただ、音声を流していた状態に近い。

それでも僕は1週間もすれば底を脱出して、2週間も経たないうちに、むしろ万全に近い状態まで精神状態は回復した。同時に肉体の不調も無くなった。

僕はただ斎藤一人さんの音声を聞くだけで、元気になったのだ。

無職引きこもり状態からアルバイトを始めた時も斎藤一人さんの本を読んでいた

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僕が斎藤一人さんに触れたのはこの春が始めてではない。何度もお世話になっている短期アルバイトを始める頃に始めて読んだ。

それは2016年の秋頃で、かなり酷い落ち込み状態を抱えていたが、金銭的な理由でアルバイトをする必要があった。その時に読んでいたブログ(欝経験者のブログ)で斎藤一人さんの本が薦められており、またニート、引きこもりの人もブログで薦めていたのでを見て手に取ったのだ。

正直言って最初は何とも思わなかった。むしろ非科学的なオカルトおじさんの本だと思った。ただ、何冊か買い漁るうちに自分にハマる本もあり、それをきっかけに色々読んで、彼の教え(の一部)に共感していった。

そんななか短期アルバイトを始めたのだが、めちゃくちゃキツかった。2時間に1回は休憩はあるものの、4年ほど自宅で引きこもっていたためか足腰がついていかない。しかも説明は適当で、右往左往して精神もすり減らすし時給は930円程度。

やりきれないと思う中、斎藤一人さんの教えをダメ元で実践してみた。

クソだと思ったバイト先でも感謝して前向きに取り組む

斎藤一人さんの教えと言っても大したことをやったわけではない。ただ、彼の本を毎日読み、適当な指導に安い時給のバイト先でも、ありがたいと思って頑張ったのだ。

不貞腐れたり、楽しようとしたりせずに、自分から前向きに働く。そうすると長く感じたバイトも短く感じた。

また通勤途中は誰に会うわけでもないと、適当な身なりをしていたのが、服を買ったり、アクセサリーを買った。これも斎藤一人さんの教えに触れたからだ。

結果的にはこのおかげでバイトを乗り切って、その後に就職をしようという意欲まで持つことが出来た。

無職引きこもり状態なら斎藤一人さんの本を読んでも良いかもしれない

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僕は斎藤一人さんの本や教えに触れて元気になったのだけど、彼は完全で誰にでもおすすめだとは思わない。

そもそも最初に感じたオカルトっぽい怪しいおじさんという印象は今でも持っているし、近年の著作はちょっとそれが強くなりすぎていると思う。

でも、自分はハマったし、この春の落ち込みでも救われたのは事実。だから、僕には効果があったことだけは言える。

昔とあるボクサーの世界戦後(名前を忘れてしまった)にトレーナーが語っていたのだけど、直前に怪我をしてしまいとても試合できるような状況ではなかった。

そこでオカルトと思われるようなことを試してもらったら、怪我が奇跡的に回復し、試合が出来たという。

オカルトでも非科学的でも効果がある時はある。それが僕にとっては斎藤一人さんだったということ。

30代無職引きこもりニートこそ非科学的で根拠の無い本がおすすめ

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斎藤一人さんの5ch(旧2ちゃんねる)のスレッドでも指摘されているが、別に彼の教えや考えに根拠は無い。彼は納税日本一という結果を出しているものの、それも運だという人物だしね。

でも、後から思ったのだが、無職引きこもりニートこそ非科学的で根拠の無い励ましの本を読んだ方が良いと思う。

というのも無職引きこもりニートにとって、現実的な視点やアドバイスなどは意欲を削ぎ、絶望的な現状への理解を深めることでしかない。

そもそも無職引きこもりニートはネガティブな人間が多いと思う。ネガティブな人間は現状認識に優れていて、企業には不可欠なタイプでもあり、会計などの仕事に向いていると心理学の本で読んだことがある。

つまり、ネガティブな人間は現実的な視点を既に持っているのだからこそ、根拠の無い励ましやポジティブなおまじないなどで自分を守り立てた方が良いと思う。

それは斎藤一人さんの本でなくても、何でも良いと思う。自分にあったものを探せば良いだろう。

斎藤一人さんのおすすめ本ベスト3

最後に僕が読んだ斎藤一人さんの本でベスト3を挙げておく。

 

僕が最初に手に取った斎藤一人さんの本。 編集者がインタビューしたものをまとめた体だけど全くまとまっていない本。

各方面にわたっての斎藤一人さんの言う不思議な話が展開される。

現実に疲れているなら支離滅裂、オカルト、非科学的と一笑にせずふーんなんて受け入れてみても良いと思う。 僕はこの口癖から真似してみた。

 

 

デールカーネギーのベストセラー自己啓発からタイトルを拝借した本。

飲食店、セミナー屋をやっている永松茂久氏が斎藤一人さんに成功をするための教えを受けるという形式なので、会話形式で読みやすい。

夢なんて持たなくて良い、願いなんて叶わなくても良いという話が個人的には好き。

 

斎藤一人さんの処女作。

20年以上も前の本なので正直言って読みづらいところもあるが、最初の本だけに洗練されていないところが良い。 僕はオカルト要素が少なく、中国の故事みたいな話が多いので個人的に好き。

でも、ビギナーにはおすすめしない。

追伸

斎藤一人さんの本は数多く読んだが、銀座まるかんのショップにも行ったこともないし、銀座まるかんの健康食品もサプリメントも一切買ったことも飲んだこともない。

将来的に記念に何かひとつぐらい買うかもしれないが、その商品に全く興味が無いのでわからないことだけは書いておく。

 

 

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