努力すれば出来ると信じていたあの頃~結局は持って生まれた才能次第

秘密のジェスチャー 38歳無職就職活動編

最近コカコーラの自販機にCoke on(コークオン)というアプリの広告を貼ってあるのを知っていますか?

Coke ON(コーク オン) – コカ・コーラの自販機がおトクに楽しくなるアプリ

基本的にはコカコーラの自販機で購入する際に、このアプリで自販機と通信するとスタンプカードの役割を果たし15本に1本無料になります。

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それだけだと微妙なんですけど1本で2回分のスタンプが押されるキャンペーンやラインスタンプ、グッズプレゼント、ゲームなんかも提供されています。

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暇つぶしも出来るし、出先でつい缶コーヒー買っちゃう人は入れておいて損は無いアプリだと思います。

さて、そんなコークオンアプリのキャンペーンで電子書籍1冊プレゼントキャンペーンを4月ぐらいにやっていました。それで貰ったのが、橘玲の「言ってはいけない」という本。

僕らは平等にできているわけではない

この社会にはきれいごとがあふれている。人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われ、〝見た目″はそれほど大した問題ではない――だが、それらは絵空事である。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外ではなく、美人とブスの「美貌格差」は生涯で約3600万円もある。また、子育ての苦労や英才教育の多くは徒労に終わる……。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!

この橘玲の「言ってはいけない」は2016年発売されベストセラーになっていて、その内容から物議というか炎上?しているようです。

アマゾンレビューを見るだけでも「専門家では無い作家が論文を都合よく切り貼りしただけのも」というものや、「事実を事実として受け止めるのが大事」というものがあったりと、読む人にとって「踏み絵」のような反応を生み出す面白い本です。

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)カスタマーレビュー

犯罪と心拍数の関係など読み物としても面白いので、一読されるのをお勧めします。

努力も才能、自分ができることに満足するのが一番

20代から30代に入ったころぐらいまで僕は随分長いこと「やればできる教」の信者でした。

僕がマッチョじゃなくて、お金も無くて、女にモテないのも、「やってない」からであって、「やればできる」と思っていた。なので昨日紹介したすごい実行力みたいな自己啓発本も一杯読んでいた。

しかし、30代も半ばに差し掛かった頃に不都合な真実に気がついた。

やれないのだ。

やれば今より少し良くなったりできるようになったりするかもしれないが、行動できないし、行動したとしても三日坊主で終わってしまう。

僕には努力する才能は無いとは言わないが、どうやらその才能は乏しいということにやっと気がついた。

それからは、自分が出来る範囲でやろうと考えるようになったし、それで満足すればいいじゃないと思うようになった。

残酷な真実を知ったって自分以外になるわけにはいかないのだから。

2021年5月正社員就職後追記

最近とある人のツイートで見たのだけど、子供への能力の遺伝は母親の方が強いらしい。

つまり、野球選手が女子アナと結婚すると、運動能力が受け継がれる可能性は低い。一方で、女子プロゴルファーが一般男性と結婚したら、その運動能力が受け継がれる可能性は高いという。

これは勉強でも同じ傾向があるとのこと。

まぁ、それなりの大学に行って、そこで出会った者同士で結婚するとか、一定以上のランクの企業で社内恋愛すると、こんなことはあんまり意識しないで良いのかもしれませんね。

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